恋バナ（３）

「おまえこそ、好きな奴とかいんの？（想像つかないけど）」

「ふはははは。俺様は俺様が好きなのだ！」

「あー。なんかすっごい分かるよ…」

「何しろ俺様はクールでカッコイイからな！少年、おまえも俺様のようになりたいだろう！」

「絶対なりたくないよ。」

「なんだ、欲がないのだな。しかし、あれだろ、好きな奴の前ではカッコつけたりしたいだろ？」

「えへへ。いいんだよ。そんなことしなくてもそのままのオレでいいって言ってくれるから///」

「む、惚気か！ということは両想いなのか。で、では、どこまでいった？ほれほれ。」

「や、やだな～～//////」


（…あのエセ俺様野郎は気に食わんが、どこまでいったかは俺も気になる……）

＊備考：　修学旅行の夜、息子がポロっと秘密を喋るかもしれないのでパパは作戦を遂行します。
　　　　　　　
　　
　　　　　　ただし、普通、パパは修学旅行についてきません。


＊＊＊


やっぱりパパはいついかなる時も華麗でなくてはなりませんねっ♪

あしたはもう6月だなんて信じたくありません。