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実にだただらしましたww
う~ん、満足♪♪♪
あちらこちらに年賀のあいさつをしたはいいが
結局色々ご迷惑をかけただけのダメなヤツ・・・
そして頂き物をしてはひとりほくそ笑んでいる困ったヤツ・・・
はい、それが銀です・・・後ほどその収獲をUp致します♪
皆様、本当にありがとうございました^^そして、ごめんなさい・・・(泣)
で、↑ この寒いのに、ナニやってんの、あのコは?!
突然ひらめいた、いつもながらにダメな妄想は、「続き」に・・・。
新年早々、バカなんじゃないか、銀・・・??
オレはもう走らないと決めたんだ。
だから絶対、走らない。
ただ、偶々、ここにいただけ。
走りたいとか、
あのひとが走ってる姿を見たいとか、
そんなこと全然思ってない。
金蝉の別荘がここにあった、だから。
それだけ。
のんびり温泉に浸かって静かな正月を過ごそうっていう予定を
そのまま実行してただけ・・・・。
「桃源大、棄権か?!」
ふいにざわついた人垣の方を振り向いたのだって
他の人たちと一緒になってそうしただけ。
「どうした、どうした?」
「次のランナー、膝がダメらしい。」
「ああ、桃源大の猪八戒か。練習中から故障してたらしいな。」
「エースが突然抜けてゴタゴタしてたっていうから無理したんだろう。」
八戒先輩、膝傷めてたんだ・・・
知らなかった。
オレが勝手にやめたせいで・・・?
「折角一位で入ってくるってのに、悔しいだろうなあ。」
一位で─────。
──── 俺は必ず一位でおまえに襷を渡す。
きゅうっ、と心臓が縮んだ。
さっきまで温泉に浸かってほんわりと火照っていた肌が粟立つ。
金蝉がプレゼントしてくれたアンゴラのコートはとても温かいけど
体も心も凍りついてしまったように動かない。
「桃源大!棄権しますか?!」
「観音監督、どうなさいますか?!」
人垣の向こうで、監督と八戒先輩が何か言い合ってるのが微かに聞こえる。
八戒先輩は走るって言い張ってるんだ、きっと。
本当だったら、オレが受け取るはずの襷、次の悟浄先輩につなげなかったら
八戒先輩は絶対自分を責める。
膝、悪くしたのはオレのせいなのに・・・
─── もう走らない?どういうことだ。
─── 走りたくないから。
─── てめえ・・ちゃんと理由を言え!
言えない理由で、勝手に抜けたオレが悪いのに。
優勝しようっていうチームの約束、そのために八戒先輩はきっと走ろうとする。
オレは・・・・。
─── 俺が一位で襷を渡す、だからおまえも一位で繋ぐ、と約束したんじゃねえのか!
オレは・・・
三蔵先輩との約束から逃げたんだ。
言えない理由で。
三蔵先輩はアスリートとしてのオレを大事にしてくれてるだけかどうか
確かめたかったなんて、そんな理由、言えるわけない。
結局先輩は、去ったオレを追いかけてはくれなかった。
それが導き出した答えは、あまりにもはっきりとしすぎていて。
だからもう二度と走らない。
三蔵先輩が好きなアスリートの‘オレ’なんか二度と三蔵先輩の前に現れないように。
そう、決めた。
決めた、けど・・・。
遠くの方から、ざわめきが湧きおこり、ランナーの姿が見えたことを観衆が口々に伝え合う。
一位のランナー。
三蔵先輩。
きっと今頃、監督かコーチが並走して状況を伝えている頃だろう。
三蔵先輩、怒るだろうな・・・。
オレが抜けても、ちゃんとチームの約束のために一位でここまで走ってきたのに
その襷を受け取る相手がいないなんて────
「悟空っ!!」
その時、オレを呼ぶ声が聞こえた。
三蔵先輩の、声─────?
「いるんだろ、そこに!!てめえが受け取れ!!」
「せ・・・んぱい・・・・?」
なんで?どうして?
オレからは、沿道を埋め尽くす人たちの間からでも
ちゃんと、あの金色の髪をなびかせる先輩の姿が見えるけど
先輩からはこんな風にこっそり隠れてるオレが見えてるはずないのに────
「俺から簡単に逃げ切れると思うんじゃねえぞ!悟空!」
何、言ってんの・・・?
何、言ってんだよ、先輩・・・?
「どんなにうまく隠れても、どんなに速く走っても、
俺はおまえをいつでもとっ捕まえられるんだよ!」
嘘だ。
それは、オレの全部じゃなくて、ごく一部、アスリートとしての・・・
「いい加減にしろよ?!全国放送で告れってのか!ぶっ殺すぞ、悟空!」
え・・・・・・
何・・・・・・
「悟空!」
気持ちも脳もついていけない。
でも、オレの体は動いた。
アンゴラのコートを脱ぎ、オレの足はコースへと踏み出す。
「おい・・・アレ・・・・っ!!」
「あ・・・っ!!」
観衆が色めき立つ。
遠くで、監督と八戒先輩が何か言ってるけど、それは聞こえない。
オレの耳は、三蔵先輩の声しかとらえないし
オレの目は、ただ、まっすぐに走ってくる三蔵先輩しか見てなかった。
「悟空っ!」
「先輩っ!襷っ!」
わあわあ、と人の声が意味をなさずに洪水のように辺りを揺るがした。
その中でオレは、先輩から襷を受け取って、一気に走りだす。
「悟空、待て!言いたいことが・・・っ!」
「先輩、オレも言いたいこと、あるんだ!次の中継所で待ってて!」
「悟空っ!」
背中に先輩の息遣いを感じながらオレは速度をあげた。
先輩から受け取った襷。
約束通り、一位でオレに渡してくれた襷。
オレはこれを次の悟浄先輩に一位で渡すから。
そしたら、オレ、先輩にちゃんと言うから。
三蔵先輩───────
「悟空っ!服、着ろ─────っ服──────っ!!」
「・・・毛皮の下に何も着てなかったなんて・・・悟空ったら、
相当慌てて温泉から飛び出してきたんですねえ・・・・。
監督、いいんですか?アレ、競技規定違反どころか刑法に触れますよ?」
「・・・三蔵が追いかけてっからいいんじゃねえのか・・・?」
「すでに一区間走ってきた三蔵が、悟空に追いつけますかねえ・・・」
「・・・白バイに止められるのが先かもな・・・・。」
愛と青春の大爆走・・・・
すみません・・・・
所詮、銀の妄想です・・・・・・orz
各方面、何卒穏便に流してください・・・・・・・・
だから絶対、走らない。
ただ、偶々、ここにいただけ。
走りたいとか、
あのひとが走ってる姿を見たいとか、
そんなこと全然思ってない。
金蝉の別荘がここにあった、だから。
それだけ。
のんびり温泉に浸かって静かな正月を過ごそうっていう予定を
そのまま実行してただけ・・・・。
「桃源大、棄権か?!」
ふいにざわついた人垣の方を振り向いたのだって
他の人たちと一緒になってそうしただけ。
「どうした、どうした?」
「次のランナー、膝がダメらしい。」
「ああ、桃源大の猪八戒か。練習中から故障してたらしいな。」
「エースが突然抜けてゴタゴタしてたっていうから無理したんだろう。」
八戒先輩、膝傷めてたんだ・・・
知らなかった。
オレが勝手にやめたせいで・・・?
「折角一位で入ってくるってのに、悔しいだろうなあ。」
一位で─────。
──── 俺は必ず一位でおまえに襷を渡す。
きゅうっ、と心臓が縮んだ。
さっきまで温泉に浸かってほんわりと火照っていた肌が粟立つ。
金蝉がプレゼントしてくれたアンゴラのコートはとても温かいけど
体も心も凍りついてしまったように動かない。
「桃源大!棄権しますか?!」
「観音監督、どうなさいますか?!」
人垣の向こうで、監督と八戒先輩が何か言い合ってるのが微かに聞こえる。
八戒先輩は走るって言い張ってるんだ、きっと。
本当だったら、オレが受け取るはずの襷、次の悟浄先輩につなげなかったら
八戒先輩は絶対自分を責める。
膝、悪くしたのはオレのせいなのに・・・
─── もう走らない?どういうことだ。
─── 走りたくないから。
─── てめえ・・ちゃんと理由を言え!
言えない理由で、勝手に抜けたオレが悪いのに。
優勝しようっていうチームの約束、そのために八戒先輩はきっと走ろうとする。
オレは・・・・。
─── 俺が一位で襷を渡す、だからおまえも一位で繋ぐ、と約束したんじゃねえのか!
オレは・・・
三蔵先輩との約束から逃げたんだ。
言えない理由で。
三蔵先輩はアスリートとしてのオレを大事にしてくれてるだけかどうか
確かめたかったなんて、そんな理由、言えるわけない。
結局先輩は、去ったオレを追いかけてはくれなかった。
それが導き出した答えは、あまりにもはっきりとしすぎていて。
だからもう二度と走らない。
三蔵先輩が好きなアスリートの‘オレ’なんか二度と三蔵先輩の前に現れないように。
そう、決めた。
決めた、けど・・・。
遠くの方から、ざわめきが湧きおこり、ランナーの姿が見えたことを観衆が口々に伝え合う。
一位のランナー。
三蔵先輩。
きっと今頃、監督かコーチが並走して状況を伝えている頃だろう。
三蔵先輩、怒るだろうな・・・。
オレが抜けても、ちゃんとチームの約束のために一位でここまで走ってきたのに
その襷を受け取る相手がいないなんて────
「悟空っ!!」
その時、オレを呼ぶ声が聞こえた。
三蔵先輩の、声─────?
「いるんだろ、そこに!!てめえが受け取れ!!」
「せ・・・んぱい・・・・?」
なんで?どうして?
オレからは、沿道を埋め尽くす人たちの間からでも
ちゃんと、あの金色の髪をなびかせる先輩の姿が見えるけど
先輩からはこんな風にこっそり隠れてるオレが見えてるはずないのに────
「俺から簡単に逃げ切れると思うんじゃねえぞ!悟空!」
何、言ってんの・・・?
何、言ってんだよ、先輩・・・?
「どんなにうまく隠れても、どんなに速く走っても、
俺はおまえをいつでもとっ捕まえられるんだよ!」
嘘だ。
それは、オレの全部じゃなくて、ごく一部、アスリートとしての・・・
「いい加減にしろよ?!全国放送で告れってのか!ぶっ殺すぞ、悟空!」
え・・・・・・
何・・・・・・
「悟空!」
気持ちも脳もついていけない。
でも、オレの体は動いた。
アンゴラのコートを脱ぎ、オレの足はコースへと踏み出す。
「おい・・・アレ・・・・っ!!」
「あ・・・っ!!」
観衆が色めき立つ。
遠くで、監督と八戒先輩が何か言ってるけど、それは聞こえない。
オレの耳は、三蔵先輩の声しかとらえないし
オレの目は、ただ、まっすぐに走ってくる三蔵先輩しか見てなかった。
「悟空っ!」
「先輩っ!襷っ!」
わあわあ、と人の声が意味をなさずに洪水のように辺りを揺るがした。
その中でオレは、先輩から襷を受け取って、一気に走りだす。
「悟空、待て!言いたいことが・・・っ!」
「先輩、オレも言いたいこと、あるんだ!次の中継所で待ってて!」
「悟空っ!」
背中に先輩の息遣いを感じながらオレは速度をあげた。
先輩から受け取った襷。
約束通り、一位でオレに渡してくれた襷。
オレはこれを次の悟浄先輩に一位で渡すから。
そしたら、オレ、先輩にちゃんと言うから。
三蔵先輩───────
「悟空っ!服、着ろ─────っ服──────っ!!」
「・・・毛皮の下に何も着てなかったなんて・・・悟空ったら、
相当慌てて温泉から飛び出してきたんですねえ・・・・。
監督、いいんですか?アレ、競技規定違反どころか刑法に触れますよ?」
「・・・三蔵が追いかけてっからいいんじゃねえのか・・・?」
「すでに一区間走ってきた三蔵が、悟空に追いつけますかねえ・・・」
「・・・白バイに止められるのが先かもな・・・・。」
愛と青春の大爆走・・・・
すみません・・・・
所詮、銀の妄想です・・・・・・orz
各方面、何卒穏便に流してください・・・・・・・・
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