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倒れて気を失った王子様はすぐ気がつきましたが、丁度そこへ白雪姫がやってきたので
そのまま死んだふりをすることにしました。
よよ、と泣き崩れ取りすがる白雪姫のキスで目覚めればハッピーエンドだからです。
しかし、どうも様子が変です。
白雪姫の登場でその場の大騒ぎはぴたりと鎮まりました。
そして暗黒オーラを背負った白雪姫はあたりをぐるりと見回したあとで王子様にそっと近づきました。
白雪姫は王子様の傍らに座りこむと、じーーーーーーーーっ……と王子様を見つめます。
「…ちょっと確認しておきたいんだけど。」
瞬間的にヤバい!と直感した王子様は死んだふりを続けながらこっそり息を飲みました。
「…7人のこざるとうきうき暮らしてたっていうのはどこのどなたなのかな?」
「……」
「…それと、この大量のバナナは一体何かな?」
「……」
「…で、死んでないんだよね?」
「……」
ああ、王子様、絶体絶命の大ピンチです……
── to be continued
***
あれ?王子様がごじょりん的な扱いになって……?
現在、銀は花粉症に苦しみながらお部屋大改造計画に頭を抱えております。
整理能力の低さが如実に現れています。
うーーん…誰か助けてwww
ついに闘いの時がやってきました。
お妃さまは大量のバナナを仕込んで一個小隊で王子様のもとへ乗り込んできたのです。
「さあ、どうです?この立派なバナナなら文句ないでしょう。こざるたちを渡してあなたは消えなさい。」
「ふん。そんなヘタレたバナナなんざ、スライスにしてやる。」
対する王子様は剣ひとふりでお妃さまを迎え討ちます。
王子様の華麗な剣さばきに対し、バナナで対抗するお妃さま。闘いはどんどん激しくなりました。
互いに一歩も譲らないふたりの後ろでは、暴れん坊将軍率いる小隊とこざるたちの衝突も起きています。
しかしこちらはこざるたちがやや優勢でした。
小隊が放つバナナをこざるたちは物凄い勢いでぺろりと平らげてしまうのです。
「チッ!きりがねえな。…こうなったら、俺の自慢の暴れん棒で……!!」
ついに暴れん
暴れん棒坊将軍がキケンな武器を手にしようとしたその時。
「うおっ?!」
こざるたちが食べ散らかしたバナナの皮を、王子様が踏んでしまったのです!
つるっ───────
「あっ?!王子様?!」
こざるたちは息を飲み一斉に振り返りました。
ああ、なんということでしょう。王子様はバナナの皮に滑って転び、頭を強く打って気を失ってしまいました。
── to be continued
***
…お妃さま、バナナでどーやって戦ってるんだろう…??
えと。…39の日…やっぱり間に合いませんでした…vvううvv
なんとか今日中にはアップしたいなああぁぁぁ~~~…とは思っておりますが…
なんでSS書くのにこんなに時間かかるんだろう??時間そのものが足りない以上に集中力が…てへ♪
花粉症も本格的に始まり、あんまり楽しくない意味で春を実感する今日この頃です…(涙)
王子様は行方不明、王様はやつれ果て、お妃さままでどこかへ出かけてしまって
白雪姫はついにこれが非常事態であると覚りました。
嘆いていても仕方ない、と立ち上がった白雪姫は自力で色々調べてみることにしたのです。
すると、お城の片隅でお妃さまが国一番の暴れん坊と異名をとる将軍と
何やら密談しているではありませんか。
「今こそあなたの力が必要なんです。暴れん坊将軍であるあなたの力が。」
「…つか、そのバナナ、何?」
「そうです、棒的な何か、です。相手は強敵ですよ。7人のこざるたち…分かりますか、この意味。」
「いや、全然分からねえし。そもそも何でバナナ?」
「いっそ王子をあのまま7人のこざるハーレムに沈めておいてもいいかとは思ったんですが…」
「だから、それでどうしてバナナなのよ?」
「悔しいじゃないですか!!王子一人に、かわゆいこざる7人も!!」
二人の会話は微妙にズレたまま成立していないようですがお妃さまはきーっ!っとなっています。
しかし、白雪姫はそんなことよりお妃さまの言葉に衝撃を受けました。
(…何?…7人のかわゆいこざる?ハーレム?!)
つかの間とはいえ、確かにお互いひと目で恋におちたはずの王子様が一体ナニしさらしとんのじゃ!
と、白雪姫もきーーーーっ!っとなりました。
(ぜってー見つけ出してやるかんな!!)
白雪姫はぐっと拳を握りしめると、あてのないままお城を飛び出しました。
── to be continued
***
どうして白雪姫が戦闘モードになるのか、さっぱりわかりませんww
もしかしたら銀の日常が現在戦闘モード驀進中だからかもww
あ、しかしですね、39 junkie様に投稿させて頂いた作品、展示して下さってます☆
お暇のある方はお訪ねになってみてくださいまし。どっかで見たことあるようなありきたりな構図ですが
今回は時間がなかったのでいつものように一気に仕上げたんじゃなくてちまちまと描きあげました。
なので妙に細かくなっちまったのですが…見事に潰れて仕上がりいつも通りです☆
そしてコメントありがとうございました☆お返事は下へ畳みます♪