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亀の甲羅にどれほどの機能が備わっていたのか、亀に乗って竜宮城へ来た時は平気だったのに
亀が人魚になってしまったせいで、浦島太郎は竜宮城を出た途端、溺れてしまいました。
人魚は必死に浦島太郎を連れて泳ぎ、砂浜へと引き上げました。
しばらく、意識のない浦島太郎を一生懸命介抱していた人魚ですが、
向こうの方から人が近づく気配を感じ、慌てて海へ潜って隠れました。
ハラハラと見守る人魚の前で、その人影は倒れている浦島太郎を見つけ駆け寄っていきます。
その人が浦島太郎を助けてくれるなら、それでいい、と思う反面、
人魚の身では陸上に戻った浦島太郎に再び会う事は叶わない、と人魚の胸は痛みました。
── to be continued
***
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
人魚姫、やってたよね、銀ちゃん♪ 最初っから、そうだったよね☆
・・・・・・・・・・・。
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浦島太郎がうるさいので、乙姫さまはくるりと振り返り、すかさず玉手箱を開けました。
すると、中から煙が立ち上り、あっという間に亀が人魚に変身しました。
「おわっ?!な、なんだ、てめえのその玉手箱は?!どんな凶器だ?!」
「凶器じゃなくて便利グッズと呼んでください☆」
「つか、どうして亀が人魚になるんだ?!普通に服を着せるって発想はねえのか、てめえには!」
「え、大事なトコロが隠れればあとはなるべく露出した方が好きでしょ、あなた。」
「う・・・・・っ」
根が正直な浦島太郎は二の句が継げません。
その間に乙姫さまは玉手箱をしまうと、ぴしりと背筋を伸ばしました。
「さあ!ではいよいよ西海へと出発しましょう!!」
どうやら、軍服コスプレの三人と人魚とで本当に西の海へと旅立つようです。
しかし、このあとタコはどうしたらいいのでしょう。
やはり、いざという時の為についていった方がいいのでしょうか。タコは悶々と悩みます。
── つづく
***
もはや、何が何だか・・・。ゆうべ、すかいぷでNさんとCさんとお話しててこういう事になりました。
たぶん、サイト更新がなんとかなるまでこのままずるずる続くんじゃないでしょうか・・・
そして恐らく、明日あたりから新章に突入します。←
サーバーメンテが原因らしいです・・
間もなく復旧するんじゃないかな、とか・・vv
亀は浦島太郎の前へ立ちはだかると、決意を込めた眼で見上げました。
「オレも一緒に行くよ!オレも戦う!!さあ、浦島太郎、オレに乗って!!」
そりゃもう喜んでっ!!!!─── 浦島太郎はうっかりそのまま亀に乗りそうになりましたが
人としての大事な何かが最後の一線を危ういところで支えます。
「・・・さっきから気になってたんだが、おまえ、せめて甲羅くらいは着とけ。」
「え?」
「どうしておまえだけずっとマッパのままなんだ?!妙なタコが視界を横切ってうぜえし!」
本当はタコどけっ!と思っていたのですがそれは言いません。浦島太郎は大人です。
「えっと・・・多分、これは乙姫さまのサービス・・・」
「乙姫ーーーっ!コイツになんか着せろ!!」
浦島太郎は八つ当たり気味に声を荒げました。
── つづく
***
こんなワケわかんないのはどーでもいいから、ちゃんと更新しろよって話ですね。
・・・すみません。色々とやっちゃあいるんですよ、ホント。しくしく・・・vv
浦島太郎は構わずさっさと亀を連れて帰ろうとしましたが、
その姿を見ると、乙姫さまはふっ・・と片頬に笑みを刻み、浦島太郎の背後に何かを投げつけました。
固くて角ばったその物体は、見事浦島太郎の背中に命中しました。
「痛てえっ!!てめ・・・・・っ」
思わずそれを投げ返そうと、当たったものを拾い上げた浦島太郎はぎくりと息を飲みました。
「た・・・・・玉手箱っ・・・・!!」
「ふっふっふ。かかりましたね、浦島太郎。」
「しまった・・・・!!」
当たった衝撃で蓋のズレかかった玉手箱から、真っ白い煙が立ち上ります。
煙が晴れると、なんと、浦島太郎は竜王や乙姫さまと同じ軍服姿になっていたのです。
「さあ、これで準備は整いましたね♪じゃ、いきましょう~ww」
「待てコラ!!なんで俺まで・・・・・」
せめて、偉い僧侶の生まれ変わりとか、待たれていた勇者とか、そういう特別感を
衣裳にも反映すべきではないか、と浦島太郎は思いましたが乙姫さまはどんどん行ってしまいます。
この格好で帰るわけにもいかないので物凄く不本意でしたが一緒に行くしかありません。
機嫌の悪そうな浦島太郎の後ろ姿を、亀はじっと見つめていました。
── つづく
***
軍服コスの三蔵サマとゲリラコスの悟空を描かなくっちゃだったな~って
いつも頭の片隅にあります・・・・
ごめんなさい。もう少しお待ちください・・・・
今何やらかしてるかっていうと・・・・ごにょごにょ・・・・・←アヤシイ・・・
「なっなっなんだーーーこれはーーーーっ?!」
「なんだって、これから西海の竜王を倒しに行くんですから、これくらいでないと♪」
乙姫さまが豹変しました・・・・
「待て待て待て待て待てーーーーー!!おまえ、どこへ向かってんのっ?!」
「だから、西ですよ。ごちゃごちゃうるさいひとですねえ、あなたも。」
「つか、俺、竜王じゃなかったの?!で、おまえ、乙姫じゃ・・・・」
「乙姫が軍服着ちゃいけない法律でもあるんですか?さ、出陣ですよ♪」
「出陣ですよ♪──じゃねえっつの!話、おかしいだろ?!」
「あはは。もともとおかしいんですよ、ココは。」
「そうだけど!!大体、西海の竜王ってのはエライ坊主の生まれ変わりでなきゃ倒せねえって
おまえが言ったんだろーが?!そのエライ坊主の生まれ変わりは何して・・・・」
竜王が浦島太郎を振り返ると────
「くおら!!エロ島太郎っ!!な~にさらっと駆け落ちしようとしてんだ!!」
「駆け落ちじゃねえ。俺は当然の報酬を受け取って帰宅するだけだ。」
「うるせえ!こうなったらてめえ徹底的に巻き添えだからなっ!!」
「知らねえよ。じゃあな、河童大王。」
浦島太郎はそうして亀を連れ、背中を向けました。
しかし、竜王はともかく、乙姫さまがおとなしく帰してくれるのでしょうか・・・・・
── つづく
***
ああ・・・もう何がなんだか・・・・
いや、銀的には想定内です。←
コメントありがとうございました~~♪お返事は下にw