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浦島太郎は構わずさっさと亀を連れて帰ろうとしましたが、
その姿を見ると、乙姫さまはふっ・・と片頬に笑みを刻み、浦島太郎の背後に何かを投げつけました。
固くて角ばったその物体は、見事浦島太郎の背中に命中しました。
「痛てえっ!!てめ・・・・・っ」
思わずそれを投げ返そうと、当たったものを拾い上げた浦島太郎はぎくりと息を飲みました。
「た・・・・・玉手箱っ・・・・!!」
「ふっふっふ。かかりましたね、浦島太郎。」
「しまった・・・・!!」
当たった衝撃で蓋のズレかかった玉手箱から、真っ白い煙が立ち上ります。
煙が晴れると、なんと、浦島太郎は竜王や乙姫さまと同じ軍服姿になっていたのです。
「さあ、これで準備は整いましたね♪じゃ、いきましょう~ww」
「待てコラ!!なんで俺まで・・・・・」
せめて、偉い僧侶の生まれ変わりとか、待たれていた勇者とか、そういう特別感を
衣裳にも反映すべきではないか、と浦島太郎は思いましたが乙姫さまはどんどん行ってしまいます。
この格好で帰るわけにもいかないので物凄く不本意でしたが一緒に行くしかありません。
機嫌の悪そうな浦島太郎の後ろ姿を、亀はじっと見つめていました。
── つづく
***
軍服コスの三蔵サマとゲリラコスの悟空を描かなくっちゃだったな~って
いつも頭の片隅にあります・・・・
ごめんなさい。もう少しお待ちください・・・・
今何やらかしてるかっていうと・・・・ごにょごにょ・・・・・←アヤシイ・・・
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