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39-1031.jpg
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anex 
project内にSHのハロウィンSS
をこっそりUp☆

同士の方はこっそりどうぞ☆










現れたのは何だかとっても怖そうな魔法使いで、魔法使いの傍らにはかぼちゃが浮かんでいます。

シンデレラは恐る恐る、魔法使いに訊ねました。

「あのぅ・・・あなたは・・・?」

「答える義務はないが教えて差し上げよう。我輩は優秀な魔法使いである。」

「・・・・オレをお城へ行かせてくれる魔法使い????」

「そのように猜疑心をむき出しにされるのは好みませんな。よろしい、ではお見せしよう。」

魔法使いは眉間に深いシワを刻んだ険しい表情で何やら難しい呪文を唱えました。

一瞬で殺されてしまうのではないか、とさえ思える恐ろしく低い声の呪文に

シンデレラは泣きそうになりましたが、意外な事にぼんっと光が放たれてそれが消えると、

シンデレラはまばゆいばかりのドレスをまとい、おばけ南瓜は見事な馬車になっていました。

「うわあああ♪すげえええっ!!」

シンデレラは大喜びです。

「魔法使いさん、ありがとう!!」

「・・・礼には及ばん。ただし、その魔法は真夜中の12時には解けるので注意するように。」

「え・・・ケチ・・・・」

「・・・ケチとは何だ。減点されたいのかね、キミは。」

「げ・・・減点・・・??」

「我輩は複雑な立場の魔法使いなのだ。12時には帰るように。門限破りは罰則だ。」

「ば・・・罰則・・・??」

ワケの分からない事を言い残し、魔法使いは黒いマントを翻すと夜空の彼方へ消えてゆきました。

誰だったんだろう・・・・と、シンデレラはしばらくぼんやりしていましたが

目の前にある立派な馬車に明かりが灯ったので、はっと気づいて我に帰りました。

「お城に行ける!王子様、待ってて~!!」

こうしてシンデレラはいよいよ、超イケメン王子のいるお城へと出発したのです。


 ── to be continued


***


・・・・・・・・・・・・・すみません。

・・・・・・・・・・・・・ノーコメントで。

・・・・・・・・・・・・・ほんっと、ごめんなさい。



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39-1030.jpg

















シンデレラは継母とふたりの義理の姉たちの意地悪に耐え忍ぶ生活をしていました。

今日はお城で王子様のお妃を見つけるためのパーティーが開かれますが

シンデレラだけは家で留守番です。

「シンデレラ~、うちのフェラガモのパンプス、知らへん~?磨いといて~」

「はい、お姉様。」

「あ、ストッキング伝線してもうたわぁ~!シンデレラ、はよ、新しいの買うて来て~」

「・・・はい、お姉様。」

特に容赦ない二番目の姉は物凄く浮かれ気分です。なぜなら

「この国の王子様ゆうたら、アンタ、そらもうえらいイケメンなんやて~♪」

この姉は大層な面食いだからです。

(あ~・・・オレも王子様に会ってみたいな~・・・)

同じく超面食いなシンデレラも噂の王子様にひと目会ってみたくて仕方ありません。

「しかもな、超ドSのめっちゃくちゃツンデレの、キング・オブ・俺様なんやて~♪」

(え・・・・それ、ひどくね・・・・???)

「いずれ王様になるおひとや、なんや頼もしいわあ♪」

姉にはお妃さまになる自分の姿が見えているようでした。シンデレラは悔しくてたまりません。

「ほな、行ってくるわ。留守番、頼んだで。」

姉がうきうきと出掛けてゆくと、シンデレラははあ、と大きな溜息をついて夜空を見上げました。

「オレもお城へ行きたい・・・・」

その時です。

シンデレラの前に、黒い人影が立ち現われました。



── to be continued


***


前にもシンデレラはやった記憶があるけれども・・・(汗

いや、色々新しいはずです。はい!

拍手、コメ、ありがとうございました♪ココへのお返事は下に・・・☆

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こうして闘いは終わり(・・・・え・・・・?どうやって・・・・?いつの間に・・・・?)

桃太郎は鬼が島から凱旋しました。

後日の再会を誓いあった犬と雉の夫婦は鬼から巻きあげた宝物を担いで

意気揚々と引き上げてゆきましたが、桃太郎はもっと素晴らしい宝物を手に入れたのです。


「ばあさんや。桃太郎がお嫁さんを連れて帰ってきましたよ♪」

「あら~。江流ちゃんたら意外とやるねえ~♪」

「今夜はお祝いのお赤飯を炊きましょうね。」

「その前にエプロンを縫ってあげないと。我が家の家風になじんでもらわなきゃでしょ?」

「それもそうですね♪キミ、なんて優しい姑なんでしょうねえ・・・♪」

「うふふ。任せてよ?ピンクのフリフリでいっちゃうよんw」


桃太郎はそれからおさるとともに複雑な家庭環境にもめげず幸せに暮らしましたとさ。



おしまい。



***



・・・・ある意味、ラスボス・・・・・???

えっと・・・・鬼が島での戦闘シーンはだ/て/さ/なコスやってる間の出来事なので割愛w←

お付き合い下さった皆様、ありがとうございました♪

・・・・まだ、おとぎ話シリーズ、続けてもいい?????

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─── 最終回の予定でしたが、事情により閑話休題 ───

↑   ダメだろ・・・・・って言った割には、色までつけた・・・・^^てへ♪

なんかもう色々すみません・・・^^てへ♪



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39-1025a.jpg
更新情報:

主サイト
Novels Wing4 に「壊れるほどに愛してる」

39&58です・・・が、閲覧注意。
病んでる系の不条理、89描写38風表現
などちょっと異色(R18)

←こんな能天気な世界と真逆なので
閲覧にはご注意ください






「お、何よ、想像よりまともじゃねえの。」

「あはは。リーダーに準じて、古典的に陣羽織で固めてみました♪」

雉のセンスに任せたら、一体どんな服装をさせられるのかとひやひやしていた犬は

全身タイツや巨大蝶ネクタイではないというだけでほっと一安心です。

これなら古典的に鬼退治ができるでしょう。



ところが、桃太郎とおさるは様子が違います。


「ちょっと!雉!!コレ、なんか色々、やばいと思うんだけど?!」

「・・・・というか・・・・なぜ俺が眼帯・・・・・・?」




39-1025b.jpg

















「おや、大変お似合いじゃないですかw」

「似合うとは思うけどさ、ダメだろ、コレ、かなり!!」

「・・・・だから、俺は誰だよ?!」




つづく




***


・・・・・・・あのね。

・・・・・・・次回、最終回ですけど・・・・・・・・あんまり期待しないでくださいね???


今日は結構忙しい。帰りも遅いし・・・あ~お休みがほしいなあ・・・・

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