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シンデレラは継母とふたりの義理の姉たちの意地悪に耐え忍ぶ生活をしていました。
今日はお城で王子様のお妃を見つけるためのパーティーが開かれますが
シンデレラだけは家で留守番です。
「シンデレラ~、うちのフェラガモのパンプス、知らへん~?磨いといて~」
「はい、お姉様。」
「あ、ストッキング伝線してもうたわぁ~!シンデレラ、はよ、新しいの買うて来て~」
「・・・はい、お姉様。」
特に容赦ない二番目の姉は物凄く浮かれ気分です。なぜなら
「この国の王子様ゆうたら、アンタ、そらもうえらいイケメンなんやて~♪」
この姉は大層な面食いだからです。
(あ~・・・オレも王子様に会ってみたいな~・・・)
同じく超面食いなシンデレラも噂の王子様にひと目会ってみたくて仕方ありません。
「しかもな、超ドSのめっちゃくちゃツンデレの、キング・オブ・俺様なんやて~♪」
(え・・・・それ、ひどくね・・・・???)
「いずれ王様になるおひとや、なんや頼もしいわあ♪」
姉にはお妃さまになる自分の姿が見えているようでした。シンデレラは悔しくてたまりません。
「ほな、行ってくるわ。留守番、頼んだで。」
姉がうきうきと出掛けてゆくと、シンデレラははあ、と大きな溜息をついて夜空を見上げました。
「オレもお城へ行きたい・・・・」
その時です。
シンデレラの前に、黒い人影が立ち現われました。
── to be continued
***
前にもシンデレラはやった記憶があるけれども・・・(汗
いや、色々新しいはずです。はい!
拍手、コメ、ありがとうございました♪ココへのお返事は下に・・・☆
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