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anex 
project内にSHのハロウィンSS
をこっそりUp☆

同士の方はこっそりどうぞ☆










現れたのは何だかとっても怖そうな魔法使いで、魔法使いの傍らにはかぼちゃが浮かんでいます。

シンデレラは恐る恐る、魔法使いに訊ねました。

「あのぅ・・・あなたは・・・?」

「答える義務はないが教えて差し上げよう。我輩は優秀な魔法使いである。」

「・・・・オレをお城へ行かせてくれる魔法使い????」

「そのように猜疑心をむき出しにされるのは好みませんな。よろしい、ではお見せしよう。」

魔法使いは眉間に深いシワを刻んだ険しい表情で何やら難しい呪文を唱えました。

一瞬で殺されてしまうのではないか、とさえ思える恐ろしく低い声の呪文に

シンデレラは泣きそうになりましたが、意外な事にぼんっと光が放たれてそれが消えると、

シンデレラはまばゆいばかりのドレスをまとい、おばけ南瓜は見事な馬車になっていました。

「うわあああ♪すげえええっ!!」

シンデレラは大喜びです。

「魔法使いさん、ありがとう!!」

「・・・礼には及ばん。ただし、その魔法は真夜中の12時には解けるので注意するように。」

「え・・・ケチ・・・・」

「・・・ケチとは何だ。減点されたいのかね、キミは。」

「げ・・・減点・・・??」

「我輩は複雑な立場の魔法使いなのだ。12時には帰るように。門限破りは罰則だ。」

「ば・・・罰則・・・??」

ワケの分からない事を言い残し、魔法使いは黒いマントを翻すと夜空の彼方へ消えてゆきました。

誰だったんだろう・・・・と、シンデレラはしばらくぼんやりしていましたが

目の前にある立派な馬車に明かりが灯ったので、はっと気づいて我に帰りました。

「お城に行ける!王子様、待ってて~!!」

こうしてシンデレラはいよいよ、超イケメン王子のいるお城へと出発したのです。


 ── to be continued


***


・・・・・・・・・・・・・すみません。

・・・・・・・・・・・・・ノーコメントで。

・・・・・・・・・・・・・ほんっと、ごめんなさい。



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