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「いやっ!俺は潔白だ!やましいことは何一つない!」
無言の重圧に耐えかねて、王子様はついに起きあがりました。
「嘘だ!かわゆいこざるに囲まれてハーレムだってうっきうきだったくせに!」
「いやだから。こざるはこざるであって、こざる以上でもこざる以下でもないわけで…」
王子様はもう自分が何を口走っているのか分かっていません。
その間にも、こざるたちは元気に走り回り、あるこざるはお妃さまを見上げ、
そしてまたあるこざるは暴れん坊将軍によじ登ります。
王子様はその様子を見て、はっと閃きました。
「見ろ!こいつらは俺だけになついてるわけじゃねえ!要するに愛玩動物だ!」
「え?!じゃあ、僕一匹もらっていいですか?!」
「あァ?!」
王子様があわてて振り向くと、お妃さまはすでに目の前のこざるを貰う気満々です。
「じゃ、俺はコイツな。」
「何?!」
ついでに暴れん坊将軍もこざるを肩に一匹乗せたままにやりと笑います。
「待て、俺はブリーダーを始めたつもりは……」
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁっ!!!」
外からけたたましい音と共に誰かが飛び込んできたのは丁度その時でした。
── to be continued
***
↑ 多分、あと一回で終わります…多分…←
ううう、今年は花粉症が結構キツイっす。
暑さ、寒さもだけど、花粉の飛び方もここ数年えげつないですね。ふう。
あ、メッセやら拍手やら、ありがとうございました♪サイトの方へは後ほどResにお返事いたします☆
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