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「なあ、なあ、桃太郎さん♪ オレ、さるだよ♪」
「・・・・・(さる・・・・だが、・・・・さる?)」
さるの格好をした少年と桃太郎は互いの目と目を見交しました。
「言っておくが、俺はきび団子なんか持ってねえぞ。」
「え、どうやってナンパするつもりだったの?」
「ナンパじゃねえ!」
「なんでもいいや。ねえねえ、オレを連れてって?」
そう言っておさるの少年はしっぽをふりふりして愛想を振りまきます。
「オレ、これでも結構強いから役に立つよ?それに可愛いし♪」
「あァ?」
「食べ物もなんだって平気だから手間かからないし。・・・・で、可愛いし♪」
「・・・・」
桃太郎は少し考えました。
このままでは鬼退治どころか御供の3匹を見つけるだけでお話が終わってしまいます。
せっかく向こうから御供にしてくれ、とやってきたのだから連れてゆく方が話は早いのですが
何しろ、生まれてこの方、自分しか信用していない桃太郎は誰かを連れ歩くのが
面倒で面倒で仕方ないのです。
「ねえったら~ぁ・・・役に立つってばぁ~・・・ね、・・・・夜の相手も・・・できるよ?///」
「・・・・・ついてこい。」
─────桃太郎は結構自分に素直です。
こうしてふたりの旅は始まりました。
つづく
***
逆ナン大成功www
あ、・・・こんなワケのわからない小話に拍手、ありがとうございます///
主サイトの方へも拍手たくさん、ありがたいことですw
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川を流れてきた大きな桃から生まれた桃太郎。
桃太郎は複雑な家庭環境のせいかとても問題の多い青年に育ちましたが
一応、抜群のカリスマ性とか、類稀なる美貌とか、そんな感じのものを持っていたので
ある時、天の声に命じられて鬼退治にでかけることになりました。
「あ~、面倒くせえ・・・」
二言目には面倒くせえ、と言うのが口癖の桃太郎にとって一番厄介なのは
途中で御供の犬・サル・雉を見つけて仲間にする、というミッションです。
本人にやる気がないので中々御供の三匹は見つかりません。
ところが、そんな彼を木陰から見つめている一人の少年がおりました。
「うわ・・・すっげえキレイなヒト~~」
少年は物凄い面食いだったので、中身はともかく非常に端麗な容姿をした桃太郎に
すっかりひと目惚れしてしまったのでした。
「あのヒト、御供を募集中なんだ♪よしっ!」
それなら、と少年はある決意を胸に秘め、桃太郎の先回りをすることにしました。
つづく
***
またなんか始まったww
おとぎ話シリーズ、結構楽しいwwww
さて、今日は厄介な会議だよ・・・あーあ、面倒くせえ・・・
10/14
主サイト
Novels Wing1に「君に恋ひにてし(5)」
Upしました
「・・・・・ドラゴン・・・・・・」
「どうかしましたか?イケメン☆モテ王子様?」
「・・・・・いや、だから・・・・・ドラゴン???」
「ドラゴンですよ?どう見ても、ドラゴンでしょ?」
「・・・・・・うん。でも・・・・ちょっと意味が違うよな??マジボス、ドラゴンじゃねえよな?」
「あはは。意味が分かりませんねえ♪」
「ファーストステージが思いっきりラストステージレベルなんすけど・・・?」
お城の中では勇敢な王子様とかわいいおうじさまが勝手に盛り上がっていますが
お城の外に放り出されたイケメン☆モテ王子様はこれから訪れる悪夢に
ひとりうなだれるのでした。
おしまい。
***
大方の予想を裏切らないエンディング、というのもある意味では大事かな、とwww
今日は早朝に一仕事片付けたのでこれからちょっと休憩して午後から再び出動☆
「君恋」も残すところあとわずか・・・結構長くなったな・・・・
あと少し、を書けるだけ書きたいな、と思ってますw
拍手、コメント、ありがとうございました♪
勇敢な王子様のキスで、かわいいおうじさまは目覚めました。
やはり、運命の王子様はこの人だったのです。
「王子様、ありがと♪大好きだよ////結婚しよ?」
「ふ。しょうがねえから、連れてってやるよ。俺の国に。」
「待てや、コラ・・・誰がいきなりそこまでやれっつったよ?つか、展開早っ!」
魔法使いは呆れ果てましたが、ふたりにはもはや魔法使いの存在など
眼にも入っていません。
ただただ、ふたりの恋の炎は激しく燃え上がるのでした。
─── the end
あれ?・・・・イケメン☆モテ王子は・・・・・?
─── to be continued
***
気がついたら10月も半ばですね。
ハロウィン、忘れてました。あはははは。
なんか描けるかなあ・・・・?
「おまえが運命の王子かどうかは、簡単なテストで判明する。」
「・・・なんだ、それは。」
「ココは決まってンだろうが。ちゅーだよ、ちゅー。」
魔法使いはにやりと笑って眠ったままのおうじさまの可憐な唇を指さしました。
「気付いただろうが、そいつは男だ。第一の試練はそこだな。できるか?」
「ふん。そんなものは構やしねえよ。」
「言うじゃねえか。じゃ、やってみな。それでそいつが目覚めればお前が運命の王子だ。」
勇敢な王子様は眠っているおうじさまを見下ろし柔らかな頬に片手を添えて
ゆっくりと顔を近づけました。
が、不意に振り返り、険悪な目つきで魔法使いをにらみつけました。
「・・・見てんじゃねえよ。」
「俺は看るのが役目なんだよ。第二の試練だ、とっととやれ。」
「!!」
見るのが役目、なんて覗き魔か!と勇敢な王子様は思いましたが
「なんだよ、看られてちゃできねえのか。ククク・・・」
と魔法使いが小馬鹿にした目で笑うので、勇敢で負けず嫌いな王子様は
もう一度魔法使いをぎろりとにらみ、それからおもむろにおうじさまへ向きなおりました。
─── to be continued
***
ゆうべ12時過ぎに帰ってきた銀は魔法(主にメイク)の解けたシンデレラ♪♪
2時頃に寝て、6時には起きたので、今もヨレヨレしたままですが
とりあえず、今日の仕事を始めます・・・・