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「おまえが運命の王子かどうかは、簡単なテストで判明する。」
「・・・なんだ、それは。」
「ココは決まってンだろうが。ちゅーだよ、ちゅー。」
魔法使いはにやりと笑って眠ったままのおうじさまの可憐な唇を指さしました。
「気付いただろうが、そいつは男だ。第一の試練はそこだな。できるか?」
「ふん。そんなものは構やしねえよ。」
「言うじゃねえか。じゃ、やってみな。それでそいつが目覚めればお前が運命の王子だ。」
勇敢な王子様は眠っているおうじさまを見下ろし柔らかな頬に片手を添えて
ゆっくりと顔を近づけました。
が、不意に振り返り、険悪な目つきで魔法使いをにらみつけました。
「・・・見てんじゃねえよ。」
「俺は看るのが役目なんだよ。第二の試練だ、とっととやれ。」
「!!」
見るのが役目、なんて覗き魔か!と勇敢な王子様は思いましたが
「なんだよ、看られてちゃできねえのか。ククク・・・」
と魔法使いが小馬鹿にした目で笑うので、勇敢で負けず嫌いな王子様は
もう一度魔法使いをぎろりとにらみ、それからおもむろにおうじさまへ向きなおりました。
─── to be continued
***
ゆうべ12時過ぎに帰ってきた銀は魔法(主にメイク)の解けたシンデレラ♪♪
2時頃に寝て、6時には起きたので、今もヨレヨレしたままですが
とりあえず、今日の仕事を始めます・・・・
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