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お妃さまはリンゴ売りのおばあさんの姿に身をやつし、森の中へ出かけてゆきました。

そして7人のこざるたちと楽しく暮らしている王子様のもとを訪ねると優しげに声をかけました。

「もし、そこの王子様。甘くておいしいリンゴはいかがです?」

もちろん、このリンゴにはモリモリに毒が盛ってあります。

でも、見た目には真っ赤に熟れた、それはそれは美味しそうなリンゴです。

しかし王子様はそのリンゴを一瞥すると、ふん、と冷ややかな目をして言いました。

「おい、婆あ。この状況を見て、なぜリンゴだ?リンゴ・チョイスの理由が分からねえ。」

「は?」

「どう考えてもココはバナナだろう。」

「…え…?」

さすがのお妃さまもその理不尽な難癖につい一歩身を引きました。

(いや、リンゴでしょう?リンゴでしたよね?毒リンゴこそ白雪姫の白雪姫たるアイテムですよね?)

ですが、妃さまは王子様の後ろにわらわらと群れる7人のこざるに目をやると

はっ、と息を飲みました。

(こ…こざるたち…っ?!どことなく白雪姫に似たかわゆいこざる?!しかも7人?!)

………

………

………


「……バナナ……っ……!!」

お妃さまは顔を真っ赤にしたり真っ青にしたりした後で、一言そう絶叫すると

リンゴの入った籠をそこへ投げ出して猛烈な勢いでお城へと走ってゆきました。

「なんだ、アイツ。」

お妃さまはひとりで何を想像したのでしょう???


── to be continued


***


すみません、なんだこの不条理なテイスト…

あれ?さる、と言えばバナナ、ですよねえ?え?なんか間違ってる?←多分、色々間違ってる。

今、リアル世界の銀は実に切羽詰まってまして…vv

この分だと春の色んな記念日、いちいちスルーとか遅刻とかしそうですが

笑って許してやって頂けると…はい、嬉しいです…(泣)

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白雪姫と急接近する王子様を物陰からこっそり見ていたお妃さまは、早速手を打ちました。

王子様のお父上によく似た家臣を使い、お父上を人質に取った~的な小芝居やら何やらで

ひとりでは抜け出せないと言い伝えられている森の奥深くへ王子様を呼びだしたのです。

本当はそのまま殺してしまう手筈だったのですが、ここらへんは、その…


───面倒くせえので適当になんやかんやあったことにして─── ←


王子様はなんとか生き延び、森の中で7人のこざるたちと出会いました。

どういうわけか白雪姫にどことなく似ているこざるたちは、それはそれは可愛らしく、

王子様はしばらくこざるたちと仲良く暮らすことにしました。

しかし、白雪姫の方は、ひと目で恋に落ちてしまった王子様がどこへ行ってしまったのか

途方に暮れながら落ち込む日々を過ごしています。

お妃さまはそんな白雪姫の心を慰めようと、例の鏡に麗しいお妃さまの姿やら

とっても素敵な軍元帥の姿やらを貼りつけて頑張っていましたが、

ある時、ふとその鏡に始末したはずの王子様が楽しげにこざるたちと暮らしている姿が

映っているのを見つけてしまったのです。

「僕の作戦の裏をかいてハーレム暮らしとは、侮れませんね…」

もう家臣などには任せておけない、とお妃さまはついに自ら立ち上がりました。


── to be continued


***


毎年のことなんですが、この時期は忙しくっていけません。

なんかもう、次から次へとアレコレ降るように…

本当に捲にいがいてくれたらなぁ…と思う今日この頃です。(と、この時期毎年言ってるしvv)

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お妃さまの命令で謎の王子様を探しに出かけた家臣は、自分なら見つけられるという

根拠のない自信があったのでとりあえず適当に隣国との境にある川のあたりへ行き、

そこで王子様を呼んでみました。

するとどうでしょう。

謎の王子様は確かに現れたのです。

しかし、謎の王子様は自分を呼んでいる家臣に見向きもせず、何かに導かれるようにして

白雪姫の住むお城までやってきました。

そして庭で小鳥たちと遊んでいた白雪姫を見つけると声をかけました。

「俺を呼んでいたのはおまえか。」

「え?オレ、誰も呼んでないけど…」

そう、王子様を呼んだのは白雪姫ではありません。

でも白雪姫は王子様をひと目見た瞬間、そのキラッキラした容貌にすっかり心を奪われてしまいました。

そして王子様の方も可愛い白雪姫の姿に驚いたようでした。

「…俺を呼ぶのはおっさんだと思ったから“うるせえ”と殴ってやるつもりだったが…」

二人の間には運命の赤い糸が繋がっていたとしか思えません。

しかし、そんなふたりのフォーリンラブを、お妃さまはお城の鏡の中でしっかり見ていたのです…


── to be continued


***


金曜日から体力の限界にチャレンジするような仕事の波と必死に闘い、ちょっとぼーっとしてます☆

ですが今日もこれから普通に仕事なのでまた新たに気力を充填してがんばります!

拍手など、ありがとうございました。

パス請求のお返事はのちほどしておきますね!

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それからしばらく、白雪姫は毎日魔法の鏡でお妃さまの姿を見ることになりました。

お妃さまはいつも美しく、そして白雪姫にとっても優しくて、白雪姫はお妃さまが大好きになりました。

ところでお妃さまは白雪姫と仲良くなる一方、王様とも随分仲良くなったようでした。

王様は近頃ふたりの寝室からお出になると、大抵疲れ果て、げっそりとおやつれになっています。

家臣たちは「これは間もなく次の王子か姫が誕生されるに違いない♪」と噂していましたが

─── まあ、それはないでしょう ───

とにかくあの美貌の王様の頬がこけ、髪の艶がなくなって疲労が色濃くにじみ出していたのです。


そんなある日。

魔法の鏡から麗しきお妃さまの姿がぺろり、とはがれました。なんということでしょう。

そして、その下に、王様によく似た、しかし王様とは違う青年が映っています。

それはそれは美しい青年で、服装や仕草、風格からどこぞの王子様かと思われます。

白雪姫はまだそれに気付いていませんが、お妃さまはそれを見つけると

すぐにひとりの家臣を呼びつけました。そして、

「白雪姫が気付く前に、あの青年を見つけ出してきてください。」

と、言いつけたのです。

「あなたなら、白雪姫よりも先にあの人を見つけられるはずです。頼みましたよ。」

家臣は「御意。」と返事すると、そのままどこへともなく去ってゆきました。


── to be continued


***


セロテープが劣化したものと思われますww

そしてげっそりした王様に代わりましてついにあの方の登場ですwww

王様、体力ないんで♪(← ちなみに天金はココでは絶対ナイので誤解のないようにww)

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ある日、白雪姫がいつものように魔法の鏡を見ると、そこには麗しいパパの代わりに

麗しいお妃さまの姿が映っていました。

「あれ?」

確かにお妃さまも大層美しい方ですが、どうも何かがヘンです。

何がヘンなのか、白雪姫は可愛らしい脳みそでう~ん、う~ん、と悩みました。

一生懸命考えていたので、白雪姫は物陰の王様とお妃さまの様子に全く気付きませんでした。

「…おい。おまえ、素に戻るタイミングになんか計算があるのか。」

なんと、お妃さまは王様の前でむちゃくちゃむっさいヨレヨレの姿になっているではありませんか。

「計算ってほどのことはないですよ。あなたの前でキレイにしとく意味なんかないでしょう。」

「だったらあいつの前でもそれでいろ。」

「いやですよ。悟空の前ではキラキラのキラッキラでいたいじゃないですか。」

「てめえがどう化けようと、俺には敵わねえぞ。」

「ふふん。どうですかね?ああやって毎日魔法の鏡に映る美しい僕を見てたらそのうち…♪」

「あれは映ってンじゃねえだろうが!」

なんということでしょう。

お妃さまは白雪姫を洗脳しようとしているようです。

そうです。実はお妃さまは類稀な才能を持つ天才軍師だったのです!

王様とお妃さまのキラキラ対決の行方はいったい……?!


── to be continued


***


昨日、主サイト・anex、併せてすごい数の拍手を頂きましてちょっとびっくり!

もしかして、あれかな、更新情報でお礼漫画差し替えのお知らせしたのを主サイトの方と

思われた方がいらしたかな……?あれは、anexの方でして、すごい適当なひとコマ漫画が

なんかにょろっとあるだけなんです……(汗)しかも腐れ切ったおばかな沙家の…ww

とっても素晴らしい作品を期待された方、主サイトの方を探しちゃった方、ごめんなさいvv

あ、でもありがとうございます!!

そしてこちらに頂いたコメには下へお返事を……☆
 

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