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泣いてばかりいたのではダメだと、考え直した人魚は、なんとか人間の足を手に入れて
王子様のもとへゆこうと思いましたが、頼りの(というか、諸悪の根源の)乙姫さまは
とっくにどこかへ行ってしまったのでどうすればいいのかわかりません。
その時、人魚を心配してこっそり後からついてきていたタコが人魚の前に現れました。
「・・・仕方がない。我輩の出番のようだ。」
「え?」
タコは墨なのでしょうか、真っ黒い霧のようなものに包まれると、いきなり人間の姿になりました。
「あ!!あなたはいつぞやの魔法使いの先生!!すげえ!どこまでも使いまわしだ!」
「黙れ。我輩はキミに人間の足を差し上げようというのだ。文句があるのかね。」
「ない、ない、ない!!文句なんか全然ないってば!!」
「では、キミのその可愛らしい声と引き換えに足を差し上げよう。」
「え?!先生、可愛い声になりたかったのか?!」
「バカを言うな!!我輩のこのせくすぃーなバリトンヴォイスのファンは世界中にいるのだ!!」
そーゆー事になっているのだから仕方ないだろう、とぶつぶつ言いながらも
魔法使いで先生なタコは人魚に魔法をかけてくれました。
するとどうでしょう。人魚はあっという間に人間のお姫様の姿になったのです。
「わあああ♪すげえ!!先生ってすげえ魔法使いだな!ついでにパンツの趣味もすげえ!!」
人魚は大喜びです。
しかし、魔法使いで先生なタコは自らの才能に照れたのか、くるりと背中を向けました。
「い、・・いいから早く行きたまえ!!言っておくが人魚だとバレたら海の泡になってしまうからな!」
「大丈夫!このパンツがあれば絶対ばれないよ!ありがとう、先生!!」
こうして人魚は王子様のもとへと駆けてゆきました。
── to be continued
***
・・・ほんと、すみません・・・各方面に心よりお詫び申し上げます。
で、明日は三誕なわけですが・・・忙しいんです、リアで。(泣)
でもなんとかします!!ココが銀の根性の見せどころだよ!!
(・・・根性ナイので有名だけども・・・・)
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