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10/19
主サイト Novels Wing1
「君に恋ひにてし(6)」Upしました。
完結です♪
激甘注意報ww
桃太郎とおさるはそれからしばらくふたりきりで犬と雉を探しながら旅を続けましたが
ある時、通りかかった道の端に、ひとりの青年が座っているのに出会いました。
不思議なことに彼の背中には羽根が生えているのです。
「なあ、桃太郎。あれ、キジじゃね?」
「・・・・・じゃねえだろう。」
「だって、羽根生えてるよ?もういいじゃん、キジなんて全然いないんだもん。」
「どうせガチの雉なんか連れてっても何の役にも立たねえしアレでもいいんだが・・」
桃太郎が二の足を踏むのは、どうも厭な予感がしてしょうがないからです。
しかし、その時、
「・・・ひょっとして、あなた、桃太郎さんですか?」
青年の方が声をかけてきました。
「すみません、眼鏡を落としてしまいまして難儀しているんです。
もし、ちょっと助けて頂けたら、お礼に最強の刺客としてあなたのお手伝いをいたします。」
((・・・・最強の刺客・・・・?!))
桃太郎とおさるはちょっと、ぞっとしました。
しかし賢い桃太郎は、ここでこの青年を敵に回すより、身内に引き込んだ方が何かと有利、
と考え、彼に手を貸すことにしました。
「よし。助けてやる。その代わり、厭な仕事はおまえがやれよ。」
「はい、そんなのは朝飯前ですから♪ありがとうございます。」
何だか厭な予感は倍増しましたが、こうして桃太郎とおさるに雉が加わって
一行は更に旅を続けることになりました。
つづく
(注) 一部、前のシリーズとかぶってる感がありますが、気のせいです
***
仕事でヤな事が立て続けにありまして、HP回復の為になんかスゴイ勢いで
お話書きまくってますwww
「君恋」が完結したので、次は「もしも。」の続きのヤツと、新しいヤツ・・・って思ってますw
ブログ、サイト、ともに拍手たくさんありがとうございます~~
と~っても励まされております♪♪♪
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