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ある日、浦島太郎はしきりに誰かに呼ばれているような気がして海辺へやってきました。
孤独と静寂を愛する浦島太郎にはその声がやたらと耳についたので
自分を呼ぶ者を見つけたらぶん殴ってやろうと思っていたのです。
海辺へ来てみると浦島太郎は可愛い亀が近所の子供たちに虐められているのを見つけました。
「・・・俺を呼んでたのはおまえか。」
浦島太郎は可愛い亀に訊きました。
「え・・・呼んでないけど・・・」
でもそれは無意識だったという事に違いありません。
その証拠に可愛い亀と浦島太郎との間には一瞬にして恋の炎が燃え上がったのです。
浦島太郎は相手が子供だというのに容赦なく銃を抜いて威嚇しました。
大人げないです。
そうしていじめっ子どもを蹴散らすと、浦島太郎は可愛い亀を助け起こしました。
「あの・・・助けてくれてありがとう・・・お礼に竜宮城へ招待したいんだけど・・・」
可愛い亀は恥ずかしそうに頬を染めて言います。
「・・・ついてってやるよ。仕方ねえから。」
全然仕方なくありませんが、浦島太郎は可愛い亀といっしょに竜宮城へ行くことにしました。
「で、どうやって行くんだ。」
「あの・・・あのね・・・その・・・オレに乗って・・・??」
乗れと?!マジで?!いきなりかっ?!おっけー!!カモン!!
浦島太郎は内心ガッツポーズでしたが、クールで売っているのでそれはおくびにも出さず
そっと可愛い亀の肩に手を置くと、優しく砂浜の上へと押し倒しました────
「あ・・・・」
いや、違います。
可愛い亀の甲羅に乗って竜宮城へ案内されただけです。
おかしな誤解をしないように気をつけてください。
── つづく
***
・・・・・もう何も申し開きはいたしません。
はい。ただ、粛々と続けてます。←
主サイト、anex、そしてブログと拍手たくさんありがとうございます☆
生きる糧でございます♪ブログへのコメントのお返事は下へ。
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anex
5000hits記念フリー絵(58)
をTopに展示しました。
フリー配布は11/30までです☆
5000hitsありがとうございました♪
結局、謎の魔法使いが見えないところでシンデレラをサポートしてくれていたのだと知り
シンデレラはツンデレな魔法使いに感謝しつつ、王子様のもとへお嫁にゆくことになりました。
そして幸せいっぱいな結婚式のあと、王子さまはシンデレラを呼び、こう言いました。
「・・・隠していたわけではないが、俺には行き遅れの姉がひとりいる・・・」
一瞬、え、また姉?!とシンデレラはひるみましたが
愛する王子様のお姉さんならきっと上手くやっていける、と思い直し新しい義姉に
真心をこめてあいさつすることにしました。
「ふつつかな嫁ですが、どうぞ末永くよろしく・・・・・」
「待ってましたよ、シンデレラ~♪可愛い義妹ができて僕も嬉しいですよ!」
「え・・・あの・・・お義姉さま・・・・・?そ、それはドレスではなくて・・・・・??」
「これは我が王家に代々伝わる特別なエプロンです。さあ、あなたも早速・・・」
「ま、ま、待ってくださいっ!!それ、あの、え、また?!」
「またって何ですか?ほらほら、王家の家風になじんでもらわないと困りますから。」
驚愕の真実にシンデレラは呆然としました。
ですが、頼りの王子様も助けてくれません。
「・・・隠していたわけではない・・・」
(嘘だ!!ぜってええ、このヒト、確信犯だ!!!)
「困った姉ではあるが、これの王家のさだめと思って・・・・」
何が王家のさだめだ~~~、王家じゃなくても結局いつもじゃんか~~~
とシンデレラは叫び出しそうになりましたが、王子様はともかくこの新たな義姉には
どうしても対抗できそうにありません。
ああ、可哀想なシンデレラ・・・
シンデレラはその後、王家のさだめに従い、愛する王子様とえげつない義姉のもとで
いつまでも幸せに(・・・・・??)暮らしましたとさ。
the end
***
なんだよ、それwwwwwww
結局そこかいwwwwwww
──── ごめんなさい。すみません。ホントに。もうしません。(←それはどうかわからない・・)
主サイト
お陰さまで4万打を越えました。
記念イラストをフリー配布中です。
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夢のような舞踏会の翌日、シンデレラの家にはお城から使いがやってきました。
どうしてもシンデレラを忘れられない王子様が、ガラスの靴を頼りにシンデレラを探し出せと
下僕に命じていたからです。
シンデレラは言われるままにガラスの靴を履いてみることになりました。
しかし、横から姉がふらふらとやってきて
「ああ~っ!うちの愛しの王子様はどこやの~っ?!」
「ちょ・・・お姉様、向こうへ行って・・・・」
「素敵なあのお方は一体どこのどなたはんやったの~っ!」
「・・・・お姉様、ちょ・・・・・邪魔・・・・・・」
あっちへふらふら、こっちへふらふら、恋する乙女は落ち着きがありません。
シンデレラはあんまり姉が邪魔なので、下僕に向かって言いました。
「すみません、姉が不憫ですから、教えて欲しいんですけど、あの舞踏会にいたもうひとりの王子様は
一体、どこのお方なのですか?」
「ああ、あの方は謎の王子様ですよ。」
「・・・・謎の王子様って・・・・いや、全然答えになってないし・・・・」
「・・・・場合によってはネタばれになるんで、ここでは言えません。」
「ネタばれ・・・・って何?!」
そうこうするうちにも、恋の病に冒された姉はシンデレラの周りをふらふらふらふら。
シンデレラにモロ被りで、主役のシンデレラが全然見えません。
「あああっ!だから!!邪魔!!」
「仕方ありませんね。謎の王子様については下に畳みましょう。」
下僕が言うと、姉はきらりと目を輝かせて“下”に飛びつきました。
こうしてようやく邪魔者を追い払ったシンデレラは、下僕の差し出すガラスの靴に
すらり、とかわいらしい足をいれ、にっこりほほ笑みました。
── to be continued
***
6巻未読の方は下の‘つづき’を開かないでください。(・・・何のことよ?!何の6巻よ?!)
姉が見知らぬ謎の王子様に夢中になっているうちに、誰にも邪魔されず
ダンスを踊っていたシンデレラと王子様はすっかり恋に落ちていました。
しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎて、無情にも12時の鐘が鳴りだしました。
「あ・・・12時までに帰らないと・・・!」
「帰さない。」
「でも・・・でも・・・」
「今夜は朝まで寝かさない。」
「そ、そんな、いきなり・・・・っ」
王子様にやさしく抱きしめられ、ついでにおしりのあたりをさわさわと撫でられて
ついうっかりその気になりかけてしまったシンデレラですが、二つ目の鐘が鳴って
はっと我に返りました。
「だ、だめっ!12じまでに帰らないと、減点とか罰則とか・・・っ!」
「・・・なんだ、それは。」
「えっと・・・よく分からないけど・・・魔法使いで、先生で、なんかそういう・・・・」
「何を言っている?」
王子様が不審げに眉をひそめたその瞬間に、シンデレラはぱっと王子様の腕から抜け出し
意を決して走り出しました。
「待て!」
「ごめんね、王子様・・・!オレ、本当はこんなお姫様なんかじゃないんだ・・・!」
シンデレラは悲しみをこらえながら一気に階段を駆け下りました。
その時、履いていたガラスのくつが脱げてしまいましたが、とりに戻ることもできず
鐘の音を聞きながらひたすら走り続けます。
ああ、なんて可哀想なシンデレラ・・・!
王子様はシンデレラの残して行ったガラスのくつを握り締め、立ち尽くしていました。
── to be continued
***
なぜ別の王子様がいる?合コンか?ww
更新情報:
主サイト
Top絵入れ替えました♪
お誕生月間なので三蔵サマりすぺくと☆
Galleryに9月のTop絵と投稿作品を
収納Upしました♪
お城では王子様がうんざりした顔で不機嫌に座っているだけでした。
シンデレラの姉がそれはもう果敢に迫ってくるのでいい加減鬱陶しかったのです。
王子様はややショタの気があるのでお色気攻撃の姉には興味がありません。
そこへ、かぼちゃの馬車に乗ったシンデレラが到着しました。
「あれは・・・・」
素晴らしいドレスに身を包んだシンデレラは周囲を圧倒するほどの美しさです。
もちろん、王子様のショタ魂にも火がつきました。
「おい。俺と踊れ。」
王子様はまっすぐシンデレラのもとに歩み寄ると、俺様全開でダンスに誘いました。
「あ・・・あんた・・・誰?」
「・・・王子だ。」
「・・・玉子?」
「玉子じゃねえ!なぜわざわざ“、”をつけンだ?!」
キレやすい性格の王子様は可愛いシンデレラにも容赦ありません。
しかし、シンデレラはキレた王子様の美貌にすっかり心を奪われてしまいました。
「王子様、あの・・・・オレでよかったら、ダンス・・・・」
「・・・しょうがねえな。」
王子様は自分で誘ったくせにしょーもないツンデレぶりを発揮しつつ、
シンデレラの手を取って大広間の真ん中に進み、優雅にリードしながらダンスを始めました。
お城中の誰もがとてもお似合いのふたりを温かく見守ります。
でも、シンデレラの姉だけは悔しくて悔しくて仕方ありません。
「き~~~っ!!うちの魅力にも気づかへんでシンデレラなんかと~~っ!!」
姉は他にもイケメンで地位と名誉と富がある素敵なヒトはいないか、と辺りを見回します。
シンデレラにとことん対抗したかったのです。
するとどうでしょう。
しばらくそうしていた姉の視界に、ひとりの立派な男の姿が飛び込んできました。
── to be continued
***
どうにも忙しい毎日ですが、夜になるとお絵描きを始めます☆
なので寝不足ですが、仕事のストレスを発散してから寝る方が短い時間でも
ぐっすり眠れることに気づきましたw