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いよいよ桃太郎一行は鬼が島へやってきました。
ついに世紀の戦いが始まろうとしています。
しかし、桃太郎はふと犬を見て言いました。
「・・待て、犬。おまえ、そのチャラい格好で戦う気か。」
「・・・・・・あのな。悪りぃけど、この中で俺が一番まともな格好してると思うんだけど?」
「あ?」
そう言われて、桃太郎は視線を雉に移しました。
「・・・・・・なるほど。アレは・・・・ひどいな。」
「つか、さるもおめえも、大概ヤベえぞ?」
「あ?」
「まあ・・・・なんつってもアレが一番ひでえけど・・・・・」
「え?アレってドレですか?」
おまえだよ!・・・というツッコミは犬も桃太郎も心の中だけでしておきましたが
確かに言われてみれば、チャラい犬よりも着ても脱いでもアブナイ雉の方が問題です。
「だが、俺とサルは問題ねえだろう。」
「・・・・・・そのさるに問題が見えねえの?!おまえ、どっかおかしくね?!」
「あァ?!俺のどこがおかしい?!喧嘩売ってんのか、コラ?」
桃太郎と犬があわや大喧嘩?!───というところで、おさるが桃太郎の袖をひっぱりました。
「やめなよ、桃太郎!だったら、コスチューム揃えればいいじゃん!」
おさるは桃太郎に喧嘩なんかして欲しくない、という一心でしたが、
それを聞いた雉が、きらりと牛乳瓶眼鏡を光らせたので、思わずぎくり、と身をすくめました。
「コスチュームですか?わかりました、僕に任せて下さい♪」
よりにもよっておまえか~~~~っ!!と桃太郎と犬は再び心の中で絶叫します。
雉と出会ったときに感じた桃太郎の厭な予感は物凄くビンゴ!だったようです。
「さあ、ではみなさん、着替えて闘いに臨みましょう!」
ああ、一行は一体どんなコスチュームで戦うことになるのでしょうか・・・。
つづく
***
さて、銀は今日も張り切ってお仕事に臨みたいと思います♪
拍手、コメ、ありがとうございましたw
ブログへのコメはこの下にお返事畳みます☆
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