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アラジンを連れて森の深くへやってきたおっさんは、深い竪穴の前へ来るとアラジンに言いました。
「この穴の奥に、宝物が隠されてるんだってさ。はい、行っといで。」
「解せねえな。てめえもその宝物を狙ってるんじゃねえのか。どうして俺に取りに行かせる?」
「それがさ、ヘンな魔法がかかっててボクには入れないんだよね。」
そしておっさんは懐から古い指輪を取り出してアラジンに渡しました。
「ヘンな魔法は他にもあるらしいけどね、この指輪してれば大丈夫だって言ってたよ?」
「誰が。」
「君のお父さん。うふふ。そしてボクの…」
「言うな。厭な予感しかしねえ。」
アラジンはおっさんからその指輪をひったくってさっさと穴の中へ飛びおりました。
確かに穴の中はとても不思議な空間で、まあ、あれやこれや、ありました。(←)
そしてその一番奥にいかにも怪しいランプがひとつ置いてあり、「コレ」と書いてあったので
アラジンはそれを手にとって元来た道を引き返しました。
「さっすが江流ちゃん、もう見つけたんだwね、ちょっと見せて?」
「その手には乗らねえよ。どけ、オラ。」
元々アラジンは他人など、特にこのおっさんなど信用していません。見せろ、ウルせえ、の押し問答です。
やがておっさんは頑固なアラジンに業を煮やし、ふっと不敵な笑みを浮かべると
「じゃあ、一生その穴の中でおねんねしてるんだね!」
と、不思議な呪文を唱えて穴の入口を消してしまいました。
「チッ!あのクソ親爺っ!」
暗闇の中に取り残されたアラジンは一体どうなってしまうのでしょうか。
── to be continued
***
なんだ、なんだ??絵が真面目チックじゃん??
大丈夫、なんたって銀さんです。このままのわけはありません。←
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