with Ag
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
指輪の精をどやしつけて無事、外に出たアラジンは穴の奥深くから持ち帰ったランプを
しげしげと眺めました。
「汚ねえランプだな。」
感想はそれだけです。
でもこれはお父さんが探していた大切な宝物なので、とりあえずキレイにしてみるか、と
布でランプをこすってみました。
すると、何と言うことでしょう。ランプの中から先程の指輪のようにもくもくと煙がたちのぼり、
その中からまたもや精霊が現れたのです。
「わっわっわっっ!!待って待って!!まだ着替え中!!」
しかも今度の精霊は指輪の精とちがって思いっきりアラジンのタイプ…いえ、かわいらs…
要するに悟空型でした。
「なんで悠長に着替えなんかしてんだ?!」
ツンデレなアラジンは他にどう言えばいいかわからなかったので、まずは普通のツッコミをします。
「だ、だ、だって…運命の人に出会うシチュだって聞いたから…!」
ランプの精は真っ赤になってそう言うと、じっとアラジンを見つめました。
大きな瞳はまるで琥珀のようで、それが恥ずかしそうに潤んでいるものですからたまりません。
「とにかく一回引っ込んで着替えが済んでから出てこい!!」
アラジンはツンデレMAXで怒鳴りましたが、内心はお父さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
さっさとランプを懐にしまうと家に向かって歩き始めました。
── to be continued
***
コメントへのお返事遅くなってすみませんvv
下へ畳みますね!
この記事にコメントする