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anex
Novelsに
「Tea for two 時には優しい冬の一日」
Upしました。
商店街パラレル58&39です。
作戦に失敗したお姫様は次に刺客を送りこむことにしました。
催眠術を使ってアラジンを洗脳する作戦です。
「待たせたな!玄奘三蔵!さあ、俺の目をみるがいい!!」
催眠術師は派手に登場しましたがアラジンの反応は物凄く薄いものでした。
「おい、こっちを見ろと言ってるんだ、玄奘三蔵!!」
「……」
「そうか、見ない気か!ならば言い聞かせの術を使ってやる!おまえはお姫様と結婚したくなる、
おまえはお姫様と結婚したくなる、おまえはお姫様と結婚したくなる、おまえはお姫…」
「やかましいっ!!」
アラジンは懐から例の指輪を取り出して床に思い切り叩きつけました。
「痛てえっ!!!てめ、どーしてそーゆー呼び出し方しやがンだ、コラ!!」
現れた指輪の精はいきりたちましたが、哀しいかな、彼の立場は『下僕』です。
「ごちゃごちゃ言ってねえで、あの一人芝居野郎を何とかしろ。」
「はあ?待て、おまえ、こーゆー仕事にはランプ使わねえの??」
「当たり前だ。てめえを使ってやるだけで有り難く思え。」
指輪の精は何とか反論したかったのですが、残念なことに彼の立場は『下僕』なのです。
「鎖でつないで犬小屋にでも放りこんでおけ。」
「へえ~~い、ご主人さま~~~」
催眠術師に八つ当たりするしかない指輪の精は、あっという間に催眠術師を捕まえて
アラジンの言う通り、鎖でつないでしまいました。
お城ではお姫様が催眠術師の報告を今か今かと待っています。
あのお姫様が、待って、いるのです………催眠術師にフラグがたちました。
── to be continued
***
久々にanexを更新しました♪ごじょ誕以来ですww←
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