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賢いお姫様はいよいよ非常に高度な策略を用いることにしました。

お姫様は大臣を呼んで、こう言いました。

「ねえ、あなた、死んでくれません?」

大臣は真っ青になりました。ですがお姫様はにっこり笑って続けました。

「あ、失礼。死んだふりでいいんですよ。立派なお葬式を一件、あげたいだけですから。」

そしてお姫様は、伏し目がちにぽおっと頬を染め、もじもじとし始めました。

「実は、この国一番の高僧に恋をしてしまったのです。ひと目、間近にお会いするだけでいいのです。

でも、何しろ位の高い方ですから、大臣クラスの葬儀でもないと出てきて下さらないのです…」

ほう、と溜息をつくお姫様の姿に家臣一同はすっかり同情してしまいました。

こうして翌日、大臣が急死した、葬儀を執り行って欲しい、という連絡を受けたアラジンは

しぶしぶお城へ出向きました。

ええ、そうです。

勿論、これはお姫様の仕組んだ高度な策略なのです。

滅多に真面目な読経姿など見せないアラジンの貴重なシーンに誰もが目を奪われている隙に

お姫様は華麗で大胆不敵で素晴らしい作戦を実行しました。

アラジンの宮殿に忍び込み、抜き足さし足で例のランプをガメるという、実に分かりやすい作戦です。

こうして魔法のランプはついにお姫様の手中へとおちてしまいました。


── to be continued


***

今回敵がすごすぎてかなり本格的にサスペンスな展開になってきました(はあ?!)

毎日のぞいて下さってるという皆様、ありがとうございますw

コメへの返事は下に♪

1/24  12:20

いつもありがとうございますw
はい、なんか、コレ、やばい方向へいきますねwwキャスティング、ご納得頂けて幸いです。
最初はお姫様をごくたんにしようか、迷ってたんですが、前回の女王様なお姫様を描いた瞬間に、
「ああ、やっぱコレしかなかったよな☆」って自分でも納得しましたwww
今後とも応援して頂けると嬉しいです♪

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